(クラブエクシー主催)

萩往還ツーリング2004

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場所 山口県防府市、山口市、萩市
内容
カテゴリ オンロードツーリング
コース 約135km
防府競輪場 駐車場
防府天満宮
三田尻港
佐波山トンネル (標高 約130m)
山口市街
板堂峠 (標高 511m)
道の駅「あさひ」

道の駅「萩往還」

切通峠 (標高 300m)
萩往還梅林公園

大照院鐘楼門

阿武川歴史民俗資料館

萩城跡指月公園
阿武川ダム
野山獄跡 松陰神社
唐樋札場跡
走 行
8:00 〜 16:30
費 用 交通費:約3,000円、昼食代他実費
参 加 やんにし

やんにし執筆

 二年前、走りきることのできなかった、萩往還。あれから、少しは成長しただろうか?
 エクシーのノーステール氏が企画してくれた、防府防府を走る萩往還オンロードツーリングに参加してきた。 柳井⇔益田を走るのはちょっと無理だけど、防府⇔萩なら俺でも一日で瀬戸内海と日本海を拝めそうだ。



 オンロードツーリングなので、実際の萩往還を走るわけじゃないけど、往路はできるだけ萩往還に添って走る。 萩往還の執着地、三田尻港を訪れる。昔はここまで海岸が迫っていたのか?それとも、川を遡っていたのか知らないが、 それは、今の海岸から少しばかり内陸にあった。特に何も無い。碑と看板だけが歴史の語りべだ。

 天気予報は快晴だったのだが、実際は曇り。まあ、晴れてるよりは走りやすいのだが、今回の参加者にはエクシー雨の三連星マダム♂氏、ひろ氏、うに@氏がいるので、非常に心配だ。
 蒸暑い国道を山口市まで走ると、いよいよここから登りが始まる。目指す板堂峠(21世紀の森)は、霧の中だ。 しきりに「調子悪い」と言っていたはずのぶっさんが入り口から先頭に出てペースを上げる。付いていけない。フジ氏と二人取り残された。往路サポート担当のマダム♂氏が、「がんばれもう少しだ!」と声をかけて通り過ぎたその時、雨が降り始めた。走る梅雨前線だ!
 なんとか峠を制する。雨が止んで蒸し暑い。

 ここから少し下ると、道の駅「あさひ」。天気は、すっかり晴れてて地獄の予感。阿蘇望対策にはうってつけか。 ここで、サポートカーを置き去りにするらしい。ここからは無茶せんようにゆっくり走ろう。
 100m登るとまた下り。ここからの300mはほぼ真っ直ぐでほんとに気持ちいいいね。ついついとばして、トラックに接触しそうになったよ。(~_~;)
 坂を下りきり、萩道路脇の萩往還へ進む。ここにはトンネルがあるのだが内部にライトが一つも無い。距離は短いのだが、トンネル自体も小さいため中は真っ暗。距離感が全く掴めず追突するんじゃないかとヒヤヒヤだ。冷や汗に少しひんやり。

 トンネルを抜けて少し行くと、萩道路料金所にある道の駅「萩往還公園」。幕末の長州藩士達の銅像が並ぶ。 ちょっと早いがここで昼食タイムだ。暑い午後の行程を考えると胃袋が心配だ。おにぎりで済ます、ミネラル補給だ。
 昼食を終え、少し先にある萩梅林公園へ向かう。萩市を案内してくれるGTO氏が待ってくれていた。 ここからは観光モード。しかし、侮るなかれ。自分はこういう乗り降りの多いシチュエーションで疲れやすいという弱点がある。 また、気温が高いなかポタリングペースで走ることになり風をあまり受けない。ツーリングペースよりも発汗が多いように感じた。 脱水に陥らないようこまめな水分補給が肝要だ。
 最初に立ち寄ったのは、大照院鐘楼門。そう門まで。中は拝観料が必要と言うことで入らず。苔むした感じが見た目涼しげ。穴場かな。

 続いては海の方へと向かい、お約束の萩城跡
 お堀には、餌付けされた鯉・亀・鳩の大群と数羽の鴨が。
 多すぎてキモイ。
 続いて、かつて吉田松陰が幽閉されていたという野山獄の跡へ。碑が立つだけの跡地だが、何となく不気味な雰囲気で写真を残すことを憚られるような気がした。
 そうそう、これは萩往還ツーリングだった。萩往還の起点と呼ばれる場所、唐樋札場跡につれてこられた。東海道なら日本橋ってなもんでしょうか。 札場とは幕府や藩からの御触を書いた高札を掲げた場所のこと。
 でー、最後に行ったのは、、あれは、どこだったんでしょうかねーエクシーのみなさん。もう、疲れて入り口で休んでたんで、どこだったのかさっぱりっす。松蔭神社かな?

 せっかく案内してくれたGTO氏、スマンです。もう、自分は帰りの事でいっぱいいっぱいだったので。
復路は、阿武川沿いを阿武川ダムに向かって行くルートをとる。前回脱水症状をおこした長い登りを避けるルートだ。
 川沿いの道は、なんだろう、マイナスイオンのせいか癒される。
 阿武川ダムを眼下に登ると阿武川歴史民俗資料館があるが、立ち寄ることなく通過。
 阿武川ダムを過ぎると前方に立て看板。「崖崩れのため通行止め」。
 GTO氏「みなさん死んで下さい。」
 皆「え??」
 GTO氏「迂回路は15%の激坂です。」
 皆「え!!」

 軟弱系のやんにしは、15%初体験。こ、これはキツイ。時速5km/hを下回ったぞ。ハンドルを振って楽したのだが、この速度ではコケそうだ。 なんとか登りきったが膝が熱い。プチコンパクトしていなければ失速落車しただろう。
 頂上で後続を待つ。MTBのGTO氏は足を故障中だそうで、心配だったがなんとか登ってこられた。
 最大の難所を越えて、工事中の道路に。砂利道でもたもたしていると集団に置いていかれる。下り基調だが向かい風。集団有利。追いつくのに足を使った。 後ろを振り返ると、GTO氏を含む遅組みが見えなくなっていた。前に追いつくとうに@ふじの大竹コンビが座っている。 も、もしや! やりました、読者皆さんの期待にこたえてパンク王うに@氏の面目躍如(?)だ。
 ここで、GTO氏とお別れ。パンクを修理して(るところをボケ〜と見学して)いざ出発。細く苔むした、おまけに落石満載のくだりを声をあげながら楽しむと、先行組みは川の水で涼んでいた。
 道の駅「あさひ」で、再びサポートカーに合流。こっからは気が楽だ。と気を抜いた訳ではないのだが板堂峠で一人千切れる。クラブエクシーの方々との力の差を思い知らされる。 やはり午後の厳しい日差し、上昇する気温、再来週の阿蘇望を考えると不安要素を残す結果となった。

 山口まで一気に下てくると、とにかく暑い。国道は車の排気熱もあって気温は35℃くらいあったんじゃないだろうか。 登板で疲れていた俺は、定位置である後方で、もがきながらついて行く。何人かが千切れていくが、独走力の無い俺としては千切れる方が地獄。うに@氏のでっかい背中に憑依する勢いでついていく。 は後ろを一回も振り返らない。とにかくついていくが、佐波山トンネルに向かう登りでゆっくりと千切れていくは最後まで振り返らない。 (後で聞いたら、俺が息絶え絶えだったので後ろに居るはわかっていたらしい。フェイドアウトしていったことも。。)
 トンネルを越えれば下り。防府市街はすぐそこ。なんとか走りきった。とりあえず春から比べれば調子は上がっている。なんとか阿蘇望にピークを持ってこれそうだ。



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