日時 |
'06/10/29(日) |
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場所 |
しまなみ海道
愛媛県今治市 |
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内容 |
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結 果 |
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宿 |
民宿 みはらし 愛媛県今治市馬島甲1006 TEL:0898-31-1856 |
麺通団は概念なんです。
しまなみ海道の愛媛県側3島をめぐる来島海峡大橋サイクリング大会。
くまちゃん、藤もっちが、参加を呼びかけたところ、HRTの常ゴンが大豪遊ツアー企画に仕立ててくれた。
YABAI3名、HRT3名の四国グルメツアーの巻。
まずは岡山から瀬戸大橋を渡り香川に向かう。SAでしばし休憩。
ここで常ゴンのデジカメが早々に電池切れとなるハプニング。
先が心配だ。。
香川といえば讃岐の国、讃岐といえばさぬきうどん。さぬきうどんハシゴツアー。
一軒目はICから程近い坂出市の山下うどんへ。看板らしきものは一切ない。ここまで、しかりと腹をすかせていた俺。
まずは目覚ましに「かけうどんのぬくいの」を頂くことにした。トッピングを勝手に取り会計で先払いの典型的さぬきうどん屋方式。
自分は無難に誰が見てもわかる竹輪天を沿えてもた。
言葉少なに黙々と食う連中。 ドデカい釜戸。
続いて二軒目いきますよー。車を走らせ次の目的地へ、ってもう着いたの!?
意外と近かった二軒目、高松市の池上。おばあちゃんの店として言わずと知れた有名店。こんどは釜玉で頂くことにした。安い!!うどん1玉100円!。玉子が80円で計180円!!。
助手席の上でも補給を忘れないアスリート藤もっち。お腹がいっぱいの御様子。
さあ、三軒目はどこだ?えっ?もう皆、うどんは飽きた?そりゃそうだろ、お前らガッツキすぎ。
二軒でノックアウトされた我ら面々は、腹をいなすため町を彷徨うことに。近くのヤマダ電機で、常ゴンのカメラを充電することにした。
ついでに、オイラ達も充電中。。。
次の目的地はやんにし提案。目指すは松井製麺所。また、うどん?
ではなくて、映画「UDON」に登場する架空の製麺所。つまりオープンセット、要は映画ロケ地巡りだな。ミーハー。
こじんまりとした所を想像していたが、現地は大盛況。我々同様ミーハーな観光客で溢れていた。田園風景の中に佇む一軒家。ため池に写る讃岐富士。きっと夕景はさぞ美しいのだろう。
蒸篭ひとつひとつに松井の文字。細かい!
ノベルティの売店もあり、ちょっとしたアミューズメントパークとなっていた。期間限定って言葉に弱い日本人。
途中、道の駅ふれあいパークみの(近くの薬師堂)で、足湯(ぬるま湯)につかり癒される面々。
こころなし、朝よりも顔が浮腫んでいるのは気のせいか。。
本日最後の目的地、愛媛県西条市のバイシクルショップOCHIに来店。
建ってからかなり経つらしいが、それを感じさせないお洒落な店構え。店の床面積はヒロシゲよりも狭いが、それを感じさせない洗練されたレイアウト。
店主さんも清潔感が漂う。どこぞのショップの胡散臭さとは大違いだ。
いやー長い道程でした。今日宿泊地の民宿みはらしに到着。
ここみはらしは、来島海峡大橋第2橋と3橋の橋桁下に浮かぶ馬島に建つ民宿。島へは来島海峡大橋からエレベーターで入島という、なんともアバンチュールな方法。
海峡に浮かぶ小島は、浮世から遮断されたまさに桃源郷。ライトアップされた橋が美しい。
そうそう、今回の旅はグルメツアーであった。グルメツアー、いよいよココからが本番。民宿といえば何といっても料理。
島の前で今日上がったばかりの鯛、イカ、サザエ、蛸。刺身も旨いが、鯛の焼き魚も旨い。伯方の塩と合う。
蛸も旨かった。これで一人様一万円(宿代込、酒代別)とは。リーズナブルに贅沢を堪能堪能。
重い腹を抱え、潮の音を聞きながらスヤスヤ、Zzz。。。
轟音に目を覚ます。轟々と響くそれは瀧を連想させた。
皆、朝の散歩に出たようだ。自分も寝癖を簡単に治し外へ飛び出す。
狭い海峡の潮が大河のごとく流れる。鯛漁の釣り船が何隻も何隻も、海峡を漂う。
引き寄せられるように島の岬にある石段へと足を運ぶ。その頂上の小さなお堂に、誰となく今日の安全を祈願する。
岬の先には夜煌煌と海原を照らした灯台を間近に見ることができた。
砂浜に戻ると、潜水夫が気さくに話しかけてきた。昨日胃袋に納まったタコは、彼が獲ったものだそうだ。
その地で取れたものをその地で頂く。旅の醍醐味。
後ろ髪を引かれながら島を後にした。目指すは対岸のサンライズ糸山。天候はうす曇。秋のサイクリングとしてはまずまずか。
序盤はアルコールを噴出すために積極的に走る。少し早めの昼食を多々良大橋を眺めながら頂く。天気も秋晴れに。
後半、それまで抑えていた藤もっちがペースを上げる。くみさん、くまちゃんが乗っかって集団のペースをつくる。
足が微妙に痙攣してきた自分は、人知れず千切れる。終始マイペースを保って走り、ときおりリハビリな走りの常ゴンに追いつかれたりしてなんとかゴールした。
しまなみの素晴らしさは、いまさら語るまでもないだろう。