第17回 TOUR OF JAPAN 第6ステージ 観戦

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場所
スタート
ゴール
日比谷シティ前 大井埠頭周回コース
内容
カテゴリ レース観戦
参加者 やんにし
コース
スタート 11:00
持ち物 飲料、タオル
宿 アートホテルズ大森   東京都品川区南大井6-19-3

やんにし執筆

前日の激レース明けて

北の180度折り返し地点、大集団。

 ツアーオブジャパンの最終ステージである、東京ステージを見に大井ふ頭へやって来た。
 日本で開催されるステージレースでは、最高格付のレース。アジアだけでなく、ヨーロッパの有名チーム/選手がやってくる。

 前日の伊豆ステージでタブリーズペトロケミカルチームの破壊的な逃げがあり、半数近くが周回遅れで失格。44人の出走となっている。
 失格した選手の中には、フィリッポ・ポッツァートが含まれていた。彼の走りを見ることができないのは残念だ。

残り9周、3人の逃げが決まる
 大森に宿を取っているやんにし。スタート地点には向かわず、徒歩で小周回コースの大井ふ頭へと向かった。
 ちょっとゆっくりし過ぎたか。レースは、すでに中盤に入ろうとしていた。

集団はタブリーズペトロケミカルがコントロール
 大井ふ頭の1周7kmの周回コースを14周回する。
 インホン・ヤング(OCBCシンガポール)の飛び出しに、追走のホセ・ビセンテ(Team UKYO)とダミアン・モニエ(ブリヂストン・アンカー)が合流し、3人の逃げが決まる。

逃げるヤング、ビセンテ、モニエ
 タイム差は、一度20秒差まで縮まったものの、モニエの頑張りで、再び差が広がり始める。

タブリーズペトロケミカルが続けてコントロール

チームサポートカーの隊列

ゴール前にある特設ビジョン

モニエの奮闘で最大45秒差まで広げる
 残り5周、逃げと集団の差は45秒まで広がった。

集団の牽引にランプレが加わる
 集団は、スプリンターを抱えるランプレ・メリダと、総合ジャージのポルセイエディゴラコールを含むタブリーズペトロケミカルが協調してペースをコントロールする。

残り一周。逃げるヤング、ビセンテ、モニエ。
 差は約10秒、最終周回へと入った。メイン集団からルーラ共が飛び出すも、ランプレがペースを上げ逃げを許さない。

追う手段。タイム差は10秒に。

集団が先頭3名を飲み込んだ。
 残り5km、集団が逃げの3名を飲み込んだ。

残り800m
 集団は、ゴールスプリントに向かってスピードを上げ、一列棒状に。

集団ゴールスプリンへ。
 主導権争いをする各チーム。
 最後に、パリーニ(ランプレ・メリダ)がボニファツィオを牽引し、ゴールへと雪崩れ込む。
 残り200m、ポイント賞ジャージのグレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)を抑え、ボニファツィオが最初にゴールへ飛び込んだ。

フラムルージュ。ゴール1km前の赤い三角形

ゴールの横断幕

司会は、白戸次郎
 表彰式。司会は、場内実況も務めていた、ご存知白戸太郎氏。(お父さん犬ではありません)

プレゼンターは、橋本聖子議員。
 ステージ優勝のニッコーロ・ボニファツィオ(ランプレ・メリダ)。
 プレゼンターは、最近強制キス報道でお騒がせの橋本聖子議員

総合優勝は、ポルセイエディゴラコール
 総合優勝のミルサマ・ポルセイエディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)。
 前日の積極的なアタックで、ボーレからジャージを奪い取った。

ポイント賞は、グレガ・ボーレ
 ポイント賞はグレガ・ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)。
 前日のステージで、他のチームメート全員がタイムアウトになり、今日は丸裸での戦いだった。

新人賞と山岳賞は、ヒュー・カーシー
 新人賞と山岳賞の2ジャージに袖を通した、ヒュー・カーシー(ラファコンドールJLT)。
 今後、レースシーンで彼の名を耳にするのではないだろうか。

 TVで見るような有名選手は居ないものの、チームによって統制されたレースは、TVの向こう側で行われている世界のレースそのものだった。



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